使い方の分からないビジネス敬語があると、戸惑うものです。
「ご予定おき」の正しい使い方と例文、その他の言い方について勉強していきましょう。
「ご予定おき」とは?
この場合の「ご予定おき」とは、そうと分かって心づもりをしてもらうことをいいます。
「予定があるので、そのつもりでスケジュールを組んでください」という意図が隠れています。
そのため「ご予定おき」で「予定しておいてください」と解釈できます。
「ご予定おき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
手帳に書き込んで欲しい内容を、お伝えしたいことがあります。
「ご予定おき」は「予定として、頭に入れておいてください」と伝えたい時に用いられています。
大切な予定なので頭に入れて欲しい、あるいはダブルブッキングしないよう調整して欲しい、このような時に取り入れられています。
一方で「ご予定おき」は少々、強めのフレーズです。
初対面の方と初めて打ち合わせする時に「ご予定おきください」を用いると、図々しい人と思われます。
相手の予定とすり合わせの作業が必要なことは言うまでもないので、社外の方に用いる際は注意しておきましょう。
「ご予定おき」を使った例文
・『月曜の朝に朝礼がありますので、ご予定おきください』
・『次回の打ち合わせについて、ご予定おきいただけますようお願いいたします』
「ご予定おき」の類語や言い替え
似ている言い方に「ご承知おき」もあります。
こちらがお伝えする内容をしっかり把握して欲しい時に用いられています。
「ご承知おきくださいますよう、お願い申し上げます」あるいは「ご承知おきいただけると幸いです」と用います。
言い替えに「〇〇がありますので、大変お手数ですがご調整をお願いいたします」が挙げられます。
まとめ
「ご予定おき」の正しい使い方を解説しました。
様々なビジネス敬語をマスターしておくと、気後れせずにいろいろな席に行けます。
言葉を学んで、大きな自信も習得しましょう。