どのように使うべきか、悩んでしまう日本語もあるもの。
「ご体感いただけます」を解説していきます。
「ご体感いただけます」とは?
「体感」とは、五感で感じることをいいます。
ボディ全体を使って、暖かいや寒いなどを体験するのが「体感」です。
「いただけます」は「できる」という許可、可能の意味合いがあります。
「体感できます」を丁寧に直した表現といえるでしょう。
「ご体感いただけます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「体感できます」と言いたい時の表現が「ご体感いただけます」にあたります。
感じる、得るという意味があるので、触れてその感触を確かめる時、耳で聞いてそのサウンドや雰囲気を味わう時に使われています。
嗅覚や視覚、聴覚などを活用して、身をもって体験して欲しい時に用いられるのが「ご体感いただけます」といえるでしょう。
実体験が積める施設、イベント時に活用できる表現なので心得ておきましょう。
「ご体感いただけます」を使った例文
・『こちらの防災施設では、災害時の状況をご体感いただけます』
・『実際に製品をお使いになりながら、ご体感いただけます』
「ご体感いただけます」の類語や言い替え
似ている言い方に「ご体験いただけます」があります。
例えば古民家の施設で、掘りごたつの体験ができる時は「掘りごたつで、鮎焼きをご体感いただけます」と活用します。
体験は色々なアクティビティで用いる表現で、新しい経験を積む時に用いられています。
このほか言い替えの表現に「お試しいただけます」や「ご利用いただけます」があります。
どちらも「ご体感いただけます」に比べると、使用頻度の高い表現になっています。
「資料請求されたお客様は、新作コスメをお試しいただけます」がひとつの例です。
まとめ
「ご体感いただけます」を解説しました。
正しい意味を心得て、ビジネスシーンに役立てていきましょう。