「ご判断頂けますようお願い致します」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご判断頂けますようお願い致します」とは?
「ご判断頂けますようお願い致します」とは、ビジネス上で使われる会話やメールなどにおいて「ご決断いただけますようお願い申し上げます」または「決定していただきたく存じます」などという意味合いで使われている表現です。
複数の会社や組織などと歩調を合わせて取り組んでいく必要があるような特殊な任務や重要な事業などを執り行っていく過程で、関係各所の責任者や代表者、ないし自らの上司や上役などの判断を仰がなければならないような大切なシーンなどで使用されている言い回しです。
「ご判断頂けますようお願い致します」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご判断頂けますようお願い致します」とは、「複数の選択肢の中からもっとも良いと思われる案をお選びください」あるいは「決めていただけますとうれしく思います」などという意味合いで使われている文言です。
ビジネスを進めていく上で判断に困ったり決断に迷いが生じた場合などには、自らの上司や属している組織などの意向を伺ったり決断をしてもらう必要などが出てきますが、上記のフレーズを用いる際には、判断してもらいたい事柄における詳細や概要などについても併記しておかなければならないでしょう。
「ご判断頂けますようお願い致します」を使った例文
・『取引先から売れ残った商品の返品対応について許可を求められておりますが、ご判断頂けますようお願い致します』
・『いつも懇意にしていただいておりますお得意先さまより、商談したいとのご連絡をいただいておりますので、日程などにつきましてはご判断頂けますようお願い致します』
「ご判断頂けますようお願い致します」の類語や言い替え
・『決定していただけますと幸甚でございます』
・『進むべき道を示していただけますようお願い申し上げます』
・『決断していただきたいと思っております』
まとめ
「ご判断頂けますようお願い致します」とは、ビジネスの場において「判定を下していただければと存じます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適材適所で使いこなしましょう。
