ここでは「ご参考にしていただけますと幸いです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご参考にしていただけますと幸いです」とは?
「ご参考にしていただけますと幸いです」は、何かを参考にしてもらえれば、と使う表現になります。
例えば、「今回の件とは関係ありませんが、この○○は△△の際にも利用することができます。
ご参考にしていただけますと幸いです」などと用いると、今回のこととは関係ないが、これも参考までに覚えておいて欲しい、といった意味になります。
このような、知識や技能としてそれを今後の参考にしてもらえれば嬉しく思う、という使い方が多く見られます。
「ご参考にしていただけますと幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご参考にしていただけますと幸いです」は、これ以外にこういったものもある、という使い方もできますが、先のような、「こういうこともできますので、ご参考にしていただけますと幸いです」といったように用いる例がよく見られます。
すぐその場で役に立つものではないが、今後の参考になるだろうと考えて、それを伝えるために使っていますが、今行っていることの途中で、これからその中で(つまり、これから先にすぐ)役に立つだろうという用い方をしても構いません。
「ご参考にしていただけますと幸いです」を使った例文
・『ここに紹介されている色以外にもいくつかご用意があります。そちらは次のページになりますので、ご参考にしていただけますと幸いです』
・『この○○は野外でも使うことができ、その場合の説明は以下になります。ご参考にしていただけますと幸いです』
「ご参考にしていただけますと幸いです」の類語や言い替え
・『ご参考になりましたら幸いです』
この「なりましたら」としても、意味としては一緒です。
そのため、言い替えとして使われることも多いですが、この表現の場合はすぐに役に立つといった内容ではなく、覚えておくといいかも知れないというニュアンスになるため、そのすぐに役に立つようなことや、これ以外にもこういうものもある、といった使い方には向いていません。
まとめ
「ご参考にしていただけますと幸いです」は、何かが参考になれば、という意味で使われています。
これからのそれになるように、と使う場合には、すぐその直後から参考になるだろうと考えて使う場合もあり、これだけでなく、こういうものもあるといった用い方もよくされています。