「ご同行いただき」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご同行いただき」とは? ビジネス用語

ここでは「ご同行いただき」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご同行いただき」とは?

「ご同行いただき」は、どこかに一緒に行ってもらって、という意味になります。

「では、ご同行いただきたいと思います」といったような使い方になり、丁寧にそのようにして欲しいという意味で使われます。

「ご同行いただきまして、一緒に確認していただけますか」といったように、何かのために一緒に行って欲しいという使い方だけでなく、「ご同行いただきまして、ありがとうございました」と、既に一緒に行ってもらったことに対するお礼として用いることもできます。

丁寧な形になるので、目上の人を対象に使われることが多い表現です。


「ご同行いただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご同行いただき」は、少し崩すと「同行してもらい」となります。

この形は「彼にも同行してもらいます」といったように、その相手にそうしてもらいたいと用いるのはではなく、誰かにそうしてもらうという使い方になります。

そして、「ご同行ください」とすると、そうして欲しいという直接の表現になり、少し強くそうしてもらいたいと伝える時に向いています。

その使い方では「同行してください」としてもよく、こちらにすると丁寧さがなくなり、そうするようにと半ば命令に近い使い方のための形です。


「ご同行いただき」を使った例文

・『当日はご同行いただきまして、その場で作業していただくことになります』
・『先日はお忙しい中ご同行いただき、とても助かりました』

「ご同行いただき」の類語や言い替え

・『ご同伴いただき』
この「ご同伴」とした形は、意味としては「ご同行」と一緒ですが、誰かに誰かと一緒に行ってもらいたいという使い方をする場合によく使われます。

例えば、「小学生以下のお子様は、必ず保護者の方にご同伴いただきますようお願いいたします」などと用いられる表現です。

まとめ

「ご同行いただき」は、一緒に行ってもらいたいと思って使う場合と、そうしてもらったお礼として用いることのできる表現です。

「ご同行ください」とすると、強くそうして欲しいと言っている使い方になり、丁寧さを残しながらそのように伝えたい場合に向いています。

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