色々な言い回しを知っていると、人との接し方も変わってきます。
「ご対応いただける方のみ」を見ていきましょう。
「ご対応いただける方のみ」とは?
この場合の「ご対応」とは、こちらがお願いしていた作業を受け入れてくれることをいいます。
「いただける」は、相手に敬意をあらわす表現です。
「のみ」は限定をあらわします。
「対応してくれる方に限って」このような解釈ができるでしょう。
「ご対応いただける方のみ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
多くの参加者を集めたセミナーや研修会で、ある係をお願いしたいことがあります。
椅子の片づけ、名簿の取りまとめ、次回の資料集めなど、その内容は多岐にわたります。
全員参加ではないけれど、自主的に参加できる方を募りたい場合のフレーズが「ご対応いただける方のみ」にあたります。
有志を募りたい時の表現なので、うまく活用していくといいでしょう。
一方で「ご対応いただける方のみ」は、個人間のメールでは不釣り合いな表現です。
不特定多数の方に一斉にビジネスメールを送信する時には使えますが、個人宛に用いるとおかしな雰囲気になります。
送り先を選んで、状況に併せて用いていきましょう。
「ご対応いただける方のみ」を使った例文
・『ご対応いただける方のみ、挙手をお願いいたします』
・『ご対応いただける方のみ、この場に残ってお待ちください』
「ご対応いただける方のみ」の類語や言い替え
似ている表現に「ご対応いただける場合は」もあります。
「ご対応いただける方」は人物をメインにした言い方ですが「ご対応いただける場合は」はシチュエーションを表に持ってきています。
「ご対応いただける場合は、こちらのメールにご返信ください」など、人材を募る時に使いやすいです。
言い替えの表現に「ご協力いただける方がいらっしゃいましたら」があります。
「ご対応いただける方のみ」を丁寧に直しているので、きめ細やかな文になっています。
まとめ
「ご対応いただける方のみ」を解説しました。
色々な表現を学んで、できる社会人にレベルアップしていきましょう。