「ご承知おきくださいませ」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご承知おきくださいませ」とは? ビジネス用語

「ご承知おきくださいませ」とは?

ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。

「ご承知おきくださいませ」とは?

「ご承知おきくださいませ」とは、相手にあらかじめ何かを知っていて欲しいときに使用できる言葉です。

「ご承知おき」とは「あらかじめ納得しておく」「前もって理解しておく」という意味で、丁寧語の「お」「くださいませ」という言葉と併せて丁寧な依頼の言い回しとなります。

命令文となりますので、自分よりも目上の人や敬意を払うべき相手に使用する と失礼とされる場合もあります。

その際はなるべく「お承知おきいただけますと幸いです」のように命令形にならないような言い回しに変えると良いでしょう。


「ご承知おきくださいませ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

それでは、ビジネスで「ご承知おきくださいませ」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

たとえば、社内のフロアでワックス清掃が入るため、付近に立ち入らないよう注意喚起したいとします。

その際、「本日はワックス清掃がございますので、付近に立ち入らないようあらかじめご承知おきくださいませ」というように使用することができます。


「ご承知おきくださいませ」を使った例文

・『来月から仕様変更となりますのでご承知おきくださいませ』
・『エレベーターはスタッフも使用いたしますのでご承知おきくださいませ』

「ご承知おきくださいませ」の類語や敬語での言いかえ

「お含みおきくださいませ」「ご知りおきくださいませ」などに言いかえできます。

また「ご承知おき願います」「ご承知おきいただければと存じます」「ご承知おきいただけますようお願い申し上げます」「ご承知おきいただけると幸いです」なども使用できますので、相手との関係により使い分けましょう。

まとめ

このように「ご承知おきくださいませ」は、相手にあらかじめ何かを知っていて欲しいときに使用できる言葉です。

ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。

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