「ご承知おきの方も多いと存じますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご承知おきの方も多いと存じますが」とは? ビジネス用語

「ご承知おきの方も多いと存じますが」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「ご承知おきの方も多いと存じますが」とは?

「ご承知おきの方も多いと存じますが」とは、ビジネスで使う会話やメールなどにおいて「すでにご存じの方も少なくないとは思いますが」あるいは「ご認識いただいているかとは思いますが」などという意味合いで使われている言い回しです。

本来は異なる企業や組織などと支え合いながら進めていかなければならないような大きな事業や重要な職務などを執り行っていく過程で、その時点で関係者がもう理解していることや知っていることなどについて言及したい場合などに使用されています。


「ご承知おきの方も多いと存じますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご承知おきの方も多いと存じますが」とは、「ほとんどの方には前もってご了承をいただいているかとは思いますが」または「数多くの方が先行して情報をつかんでいると存じますが」などという意味合いで用いられている文言です。

「ご承知おき」とは「あらかじめ把握しておく」ないし「忘れないように覚えておく」などというニュアンスで使われている言葉で、ビジネスシーンで用いられる際には、「必ず頭に入れておくべき大事なポイントに留意して」もしくは「取り決められているルールなどを踏まえて」などという意味をもつ表現として用いられています。


「ご承知おきの方も多いと存じますが」を使った例文

・『ご承知おきの方も多いと存じますが、新年度に移転する予定の新しいオフィスビルが竣工しましたことをご報告いたします』
・『すでにご承知おきの方も多いと存じますが、来月いっぱいをもちまして退職させていただくこととなりました』

「ご承知おきの方も多いと存じますが」の類語や言い替え

・『多数の方にご理解いただいていると思いますが』
・『すでに多くの方に知れ渡っているとおり』
・『現時点においては知らない人の方が少ないと存じますが』

まとめ

「ご承知おきの方も多いと存じますが」とは、ビジネスの場において「数多くの方にご認識いただいておりますように」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。

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