同意する意思があることを、厳かに伝えたいことがあります。
「ご承諾させていただきます」の正しい使い方と類似表現を調べていきましょう。
「ご承諾させていただきます」とは?
この場合の「承諾」とは、提案を受け入れること、契約することをいいます。
「させていただきます」は控えめに自分の意向をお伝えする言い回しです。
そのため「ご承諾させていただきます」で「お引き受けします」というニュアンスが込められています。
「ご承諾させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
大きな案件を受け入れる時、サインする時があります。
「お願いします」と言いたい時に用いられているのが「ご承諾させていただきます」です。
「承諾」という重みのある熟語が付いているので、丁寧にこちらの意志を示せるでしょう。
一方で自分の行為に対して「ご承諾させていただきます」というのは、不自然に受け止められることも。
「かしこまりました」や「承りました」など、他のシンプルな言い回しも心得ておきましょう。
「ご承諾させていただきます」を使った例文
・『先日のお話ですが、前向きにご承諾させていただきます』
・『こちらの内容につきまして、今月中にご承諾させていただきます』
「ご承諾させていただきます」の類語や言い替え
似ている言葉に「承諾いたします」があります。
シンプルながらも、丁寧さが失われていない言い方です。
「承諾いたしますので、よろしくお願いいたします」と適用できます。
言い替えに「承諾申し上げます」や「承知いたしました」や「正式にサインさせていただきます」そして「承りました」等があります。
その場に合わせた敬語を見つけて、自分らしいビジネス敬語にアレンジしていきましょう。
まとめ
「ご承諾させていただきます」を解説しました。
色々な言い回しを知っていると、やり取りもスムーズになります。
「承諾」にまつわるビジネス敬語を学んで、敬語力の向上に役立てていきましょう。