この記事では「ご指導いただいたことを忘れずに」について解説をします。
「ご指導いただいたことを忘れずに」とは?
教え導いてもらったことを記憶にとどめて、という意味です。
「ご指導」の「ご」は、その行為をする人へ尊敬の意を表すものです。
「いただい」は「もらう」の謙譲語です。
「いただいた」の最後の「た」は、ある事柄が過去に行われた意を表します。
「忘れず」は覚えておくという意味です。
「ご指導いただいたことを忘れずに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、指導をしてくれた人にお礼を述べるときに用います。
Aさんは先輩から指導を受けていました。
今日で指導は終わりです。
そこで、教えてくれたということにお礼を述べることにしました。
お礼の言葉だけでも問題はないのですが、もう一言欲しいところです。
さらに一言あった方が気持ちが伝わります。
そこで、教えてもらったことを忘れないようにして、これから頑張って行こうという気持ちも伝えることにしました。
その気持ちをこの言葉とともに伝えます。
指導を受けるのは、ある事柄を教えてもらって、自分一人でも物事をできるようにするためです。
自分一人でもできるようになるためには、教えてもらったことを覚えていなければなりません。
そのさまをこのような言葉で表現します。
退職や転勤などによって別れる人に指導をしていてもらった場合も、こういったことが伝えられます。
「ご指導いただいたことを忘れずに」を使った例文
・『ご指導いただいたことを忘れずに業務に励んでまいります』
「ご指導いただいたことを忘れずに」の返答や返信
教えられたことをもとに頑張って行こうとしているので、その気持ちを肯定するような言葉をかけるとよいでしょう。
これから努力をしていくはずです。
出来が悪かったとしても、あまりそのことには触れない方がよいです。
退職の場合は、品物をもらうこともあります。
品物をもらったならば、それに対してのお礼状を出すようにします。
まとめ
この言葉は、指導をしてもらった人へお礼を述べるときに用いるものです。
自分のために教え導いてくれたので、そのことを忘れないようにして、これから物事を行っていきましょう。