この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「ご指摘いただけますと幸いです」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「ご指摘いただけますと幸いです」とは?
「ご指摘いただけますと幸いです」のフレーズにおける「ご指摘」は、「大切な点や欠点や過失などを具体的に取り上げて指し示すこと」を意味する「指摘」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
次の「いただけます」は「もらう」の謙譲語である「いただく」に、丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
そして、最後の「幸いです」は「嬉しい」との意味の改まった表現の「幸い」に、丁寧語の「ます」が付けられたものです。
したがって、「ご指摘いただけますと幸いです」のフレーズは、「大切な点や欠点や過失などを具体的に取り上げて指し示してもらえると嬉しい」といった意味の丁寧な敬語表現となります。
「ご指摘いただけますと幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご指摘いただけますと幸いです」のフレーズは、資料等を作成し、それを上司に確認をお願いする際に、よく使われる表現です。
資料にミスなどがあれば、指し示してほしいと、少し遠回しにお願いするフレーズです。
このフレーズは、非常に丁寧な敬語表現ですが、「ます」を省略した「ご指摘いただけると幸いです」や「ご指摘いただければ幸いです」等も敬語表現としてよく使われます。
「ご指摘いただけますと幸いです」を使った例文
・『資料を作成しました。ミス等がありましたら、ご指摘いただけますと幸いです』
・『何らかの問題がありましたら、ご指摘いただけますと幸いです』
「ご指摘いただけますと幸いです」の類語や言い換え
「ご指摘いただけますと幸いです」のフレーズは、敬語表現を換えた「ご指摘くださいますと幸いです」や、先に記した少し簡略化した「ご指摘いただけると幸いです」や「ご指摘いただければ幸いです」と言い換えることができます。
また、ダイレクトにお願いする表現として、「ご指摘いただけませんでしょうか」や「ご指摘いただきますようお願い申し上げます」と言い換えることもできます。
まとめ
「ご指摘いただけますと幸いです」のフレーズは、「大切な点や欠点や過失などを具体的に取り上げて指し示してもらえると嬉しい」といった意味の丁寧な敬語表現です。
上司等に資料にミスがないかを確認してもらうようお願いする際に、よく使われるフレーズです。
