この記事では「ご提示いただいた日時はすでに予定が入っており」について解説をします。
「ご提示いただいた日時はすでに予定が入っており」とは?意味
示してもらった日時にはもう予定がある、という意味です。
「ご提示」は、差し出して見せることという意味の「提示」に「ご」をつけて、その行為をする人に敬意を示す表現にしています。
「いただい」は「もらう」の謙譲語です。
「いただいた」の最後の「た」は、動作や作用が過去に行われた意を表します。
「すでに」は、その時点ではある状態になっているという意味です。
「ており」は「ている」の丁寧な表現です。
「ご提示いただいた日時はすでに予定が入っており」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手が示してくれた日時には話し手側に予定があるので、何かを断るときに用います。
先約があるならそちらを優先するのがマナーです。
先に約束をしていたのに、後から約束をしてきた人がいるので、前に約束をしていた人との約束を取り消すのは失礼になります。
後から約束のお願いをしてきた人には、丁寧に断りましょう。
その代わり、差し支えない日を伝えます。
自分にとって都合がよい日をいくつか伝え、その中から相手にとっても都合がよい日を選んでもらいます。
一つだけしか日時を提示しないと、相手の方で都合をあわせるのが難しくなります。
また、一方的な印象を与えてしまいます。
そのため、3つから5つほど日時を提示します。
複数の日時を提示すれば、相手にとって都合がよいものがあることでしょう。
「ご提示いただいた日時はすでに予定が入っており」を使った例文
・『ご提示いただいた日時はすでに予定が入っており、お約束をすることができません』
「ご提示いただいた日時はすでに予定が入っており」の返答や返信
提示した日時では都合が悪いようです。
相手の方から日時を提示してきたならば、その日で都合がよいのか、悪いのかを伝えます。
別の日を提示するように求められたならば、最初に提示した日時とは別の日時を複数提示してください。
約束はしないという場合もあります。
お互い都合をつけるのが難しいので、何かをするのはまた今度になるか、それをするのはやめるかします。
まとめ
この言葉は、話し手側に予定があるので、ある事柄をするのを断るときに用いるものです。
断るときには相手の気持ちに配慮した伝え方をしましょう。
