「ご教示いただきました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご教示いただきました」とは? ビジネス用語

ここでは「ご教示いただきました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご教示いただきました」とは?

「ご教示いただきました」は、何かについて詳しく教えてもらった、という意味で使います。

「それについては○○様にご教示いただきました」のような用い方になり、教えてくれた相手を立てて下から使っています。

このように用いる相手自体を敬っている訳ではありませんが、先の例のように語尾は「いただきました」、または少し崩して「してもらいました」とある程度丁寧にして使うのが通例で、「操作方法をご教示いただきました」などと、どのようなことをそうしてもらったと用いる表現です。


「ご教示いただきました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご教示いただきました」は、何かを教えてもらったという意味で使われていますが、それなりに内容のあることをそうしてもらったと用います。

語尾の「いただきました」から、勉学的な内容や前述した何かの操作方法など、その場限りで教えられることについて使われています。

よって、それを詳しく知るには引き続き学ぶ必要があり、継続して教えをもらっている時にはこのようには用いず、「○○について、毎週ご教示いただいています」といったような使い方をするといいでしょう。


「ご教示いただきました」を使った例文

・『この作り方は以前に○○さんよりご教示いただきました』
・『分からなかったので丁寧にご教示いただきましたが、まだ今ひとつ理解できていません』

「ご教示いただきました」の類語や言い替え

・『ご教授いただきました』
よく似た意味になりますが、こちらの「ご教授」とすると、何かについて継続して学んでいた場合に使う表現になります。

そのため、「○○の歴史については、3ヶ月をかけてご教授いただきました」のように、どれくらいの時間をかけて、と用いることができ、それがない場合もすぐその場で教えてもらったような内容ではないと考えてください。

まとめ

「ご教示いただきました」は、何かについてそれなりに詳しく教えてもらった場合に使う表現です。

教えてくれた相手を立てて下から丁寧に使っているため、勉学における師に相当する相手や目上の人、ビジネスシーンの上司などからそうしてもらったと用いられています。

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