この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「ご昇進とのこと誠におめでとうございます」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「ご昇進とのこと誠におめでとうございます」とは?
「ご昇進とのこと誠におめでとうございます」のフレーズにおける「ご昇進」は、「社内での役職が上がること」を意味する「昇進」に、敬意を表す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
次の「とのこと」は人からの伝聞を表現する言葉です。
また、「誠に」は「本当に」の意味です。
そして最後の「おめでとうございます」は、お祝いの気持ちを表す「おめでとう」に、丁重語の「ござる」と丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
以上より、「ご昇進とのこと誠におめでとうございます」のフレーズは「社内での役職が上がったとのこと、おめでとう」との意味の敬語表現となります。
「ご昇進とのこと誠におめでとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご昇進とのこと誠におめでとうございます」のフレーズは、取引先の方などが昇進されたと聞いたことを受けて、その方へのお祝いのメールでよく使われます。
「とのこと」は伝え聞いたことを表現する言葉なので、自分の会社の方が昇進された場合のお祝いメールでは余り使われません。
自社の方に対して祝意を述べる場合は、一般的に「ご昇進誠におめでとうございます」とダイレクトな表現が使われます。
「ご昇進とのこと誠におめでとうございます」を使った例文
・『部長にご昇進とのこと誠におめでとうございます』
・『この度は、課長にご昇進とのこと誠におめでとうございます』
「ご昇進とのこと誠におめでとうございます」の類語や言い換え
「ご昇進」の類語としては「ご出世」が挙げられます。
したがって、「ご昇進とのこと誠におめでとうございます」のフレーズは、「ご出世とのこと誠におめでとうございます」と言い換えることができます。
また、このフレーズは「ご昇進されたとのこと誠におめでとうございます」や、「ご昇進とのこと心よりお祝い申し上げます」等と言い換えることも可能です。
まとめ
「ご昇進とのこと誠におめでとうございます」のフレーズは「社内での役職が上がったとのこと、おめでとう」との意味の敬語表現です。
