この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「ご活躍をお祈りいたします」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「ご活躍をお祈りいたします」とは?
「ご活躍をお祈りいたします」における「ご活躍」は「目覚ましく活動すること」を意味する「活躍」に、相手の方に敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
また、次の「お祈り」は「心から望むこと」を意味する「祈る」の連用形に、同じく敬意を示す接頭辞の「お」が付けられた言葉です。
そして最後の「いたします」は「する」の謙譲語の「いたす」に、丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
したがって「ご活躍をお祈りいたします」のフレーズは「目覚ましい活動を心から望む」との意味の敬語表現となります。
ビジネスにおいては、「目覚ましい活動」の「活動」は仕事やビジネス上での活動を指して使われます。
「ご活躍をお祈りいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご活躍をお祈りいたします」のフレーズは、上司や先輩が転勤で職場を去る場合や、退職で職場を去る場合等に、送る言葉としてよく使われるフレーズです。
新しい職場や新しい会社でも活躍をしてください、仕事を頑張ってくださいとの意味で使われる言葉です。
同じ退職者でも、定年退職される方は第2の人生の過ごし方を決めておられないことも多いので、「活躍」に換えて「健康で元気なこと」を意味する「健勝」を使い、「ご健勝をお祈りいたします」とのフレーズがよく使われます。
また送る側ではなく、送られる側が、最後の職場での挨拶で「皆様方の益々のご活躍をお祈りいたします」等の表現として、使うこともあります。
職場の送る側には、同僚や部下もいるでしょうが、上司や先輩もおられることが多く、この敬語フレーズを使うことが多いのです。
「ご活躍をお祈りいたします」を使った例文
・『新天地での更なるご活躍をお祈りいたします』
・『新しい職場でのご活躍をお祈りいたします』
・『新しい会社でも皆に愛されてのご活悪をお祈りいたします』
「ご活躍をお祈りいたします」の類語や言い換え
「ご活躍」の類語としては「ご健闘」や「ご奮闘」が挙げられます。
したがってや「ご活躍をお祈りいたします」のフレーズは「ご健闘をお祈りいたします」や「ご奮闘をお祈りいたします」と言い換えることが出来ます。
また、敬語表現を換えて「ご活躍をお祈り申し上げます」等と言い換えることが可能です。
まとめ
「ご活躍をお祈りいたします」のフレーズは「目覚ましい活動を心から望む」との意味の敬語表現です。
ビジネスにおいては、「目覚ましい活動」の「活動」は仕事やビジネス上での活動を指して使われます。
