この記事では「ご登壇いただけないかと思い」について解説をします。
「ご登壇いただけないかと思い」とは?意味
演説などをしてもらえないかと思って、という意味です。
「ご登壇」は「登壇」をその行為をする人に敬意を表す言い方にしています。
「ご」は他人の行為を表す語について、その人に敬意を表します。
「登壇」は演説などのために壇にあがることです。
「いただけ」は「もらう」の謙譲語になります。
「もらう」は、他人の行為によって自分が利益を受ける意や、頼んである事柄をさせる意を表します。
「か」には、質問、疑問、依頼、勧誘の意があります。
「ご登壇いただけないかと思い」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある人に壇にあがって話をしてもらいたいときに用います。
「思い」で言葉を切らず、この後には伝える事柄があります。
「連絡しました」「声をかけました」という意味の言葉が続くことが多いです。
登壇をしてもらいたいときは、丁寧にお願いをします。
相手にも都合があるので、相手の都合を考えてお願いをしましょう。
人にものを頼むので、上から目線にならないように伝えます。
この言葉は敬意を表しているので失礼にはなりません。
後に続ける言葉も敬意を表すものにしましょう。
いつ、どこで登壇をすればよいのか、何を話せばよいのかを知っていないと、登壇できるか判断が難しいので、登壇して欲しい日時や話して欲しい事柄も伝えておきます。
できるだけ具体的に伝えるようにした方が、相手の方で判断をしやすくなります。
「ご登壇いただけないかと思い」を使った例文
・『ご登壇いただけないかと思い、ご連絡いたしました』
「ご登壇いただけないかと思い」の返答や返信
登壇をして欲しいとお願いされているはずなので、できる・できないを答えます。
できる場合は、何を話すのかなど具体的なことをこれから話し合うことになるでしょう。
できないときは、丁寧にお断りをします。
「せっかくですが」「申し訳ありませんが」など一言あると、断られる側が受ける衝撃が和らぐことが期待できます。
相手の気持ちに配慮をしながら断るようにします。
まとめ
この言葉は、壇にあがって話をして欲しいとお願いをするときに用いるものです。
この後に「声をかけました」などの言葉を続けて使用をします。
求めに応じてもらえるように丁寧のお願いをしましょう。
