この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「ご確認いただきありがとうございました」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「ご確認いただきありがとうございました」とは?
「ご確認いただきありがとうございました」のフレーズにおける「ご確認」は「しっかり確かめること」を意味する「確認」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
次の「いただき」は「もらう」の謙譲語である「いただく」の連用形です。
そして、「ありがとうございました」は、感謝の気持ちを表す「ありがとう」に、「ある」の丁重語の「ござる」と丁寧語の「ます」の過去形である「ました」が付けられたものです。
以上より、「ご確認いただきありがとうございました」のフレーズは、「しっかり確かめてもらいありがとう」といった意味の丁寧な敬語表現となります。
「ご確認いただきありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご確認いただきありがとうございました」のフレーズは、目上の方に資料や書類を確認してほしいとお願いし、それに応じてくださったことに対し、感謝の気持ちを伝える表現です。
例えば、上司に作成した資料のチェックをお願いし、多忙な中、資料をチェックしてくださった場合に、それに対するお礼の言葉として、このフレーズがよく使われます。
このフレーズは、口頭でも使われますし、メール等の書き言葉としても使うことができます。
「ご確認いただきありがとうございました」を使った例文
・『お忙しい中、資料をご確認いただきありがとうございました』
・『ご送付いたしました見積書を、早速ご確認いただきありがとうございました』
「ご確認いただきありがとうございました」の類語や言い換え
「ご確認」の類語としては「お確かめ」や「チェック」が挙げられます。
したがって、このフレーズは「お確かめいただきありがとうございました」や「チェックいただきありがとうございました」と言い換えることができます。
また、「ご確認くださりありがとうございました」と言い換えることもできますし、さらに丁寧な表現として「ご確認いただきましてありがとうございます」と言い換えることもできます。
まとめ
「ご確認いただきありがとうございました」のフレーズは、「しっかり確かめてもらいありがとう」といった意味の丁寧な敬語表現です。
