色々な言い回しを心得ておくと、その場にあう文を見つけられます。
「ご確認ならびに」の正しい使い方を見ていきましょう。
「ご確認ならびに」とは?
「ご確認」とは判断することをいいます。
「ならびに」は「および」という、足し算の意味があります。
二つのことを並行してお願いしたい時の表現といえるでしょう。
「ご確認ならびに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ならびに」は「並びに」と表現していて、2つのことをお願いする際に用いる言い方です。
対面で接客している時、短い時間で分かりやすくお客様に説明したい時に、おもに口頭で用いられています。
混雑している店内で、これ以上お客様を待たせたくない時など、状況にあわせて用いてみましょう。
一方で時間にゆとりがある時に「ご確認ならびに」をしつこく用いると、省略し過ぎているように感じられて、疎ましく思えることも。
他の言い回しも覚えておき、失礼のない対応に繋げていきましょう。
「ご確認ならびに」を使った例文
・『お間違えがないかご確認ならびに、こちらにご記入をお願いいたします』
・『お名前に誤りがないかご確認ならびに、サインをお願いいたします』
「ご確認ならびに」の類語や言い替え
似ている言い方に「ご確認の上」があります。
「じっくり確認してから、その後で」という意味があるので丁寧に聞こえます。
「お間違えがないかご確認の上、こちらにご捺印をお願いいたします」と用いていきます。
また言い替えの表現に「恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします」や「ご査収くださいますよう、お願い申し上げます」があります。
「ご査収」は間違いがないかチェックして、受け取るという意味があります。
「ご確認ならびに、お受け取りください」だとしつこく感じられてしまいますが「ご査収ください」だとひと言でまとめられます。
綺麗な敬語も学んでおき、できるビジネスパーソンに変身していきましょう。
まとめ
「ご確認ならびに」をお伝えしました。
色々な表現を学んで、言葉のやり取りを楽しんでください。
