この記事では「ご確認の程よろしくお願い申し上げます」について解説をします。
「ご確認の程よろしくお願い申し上げます」とは?意味
あるものを確かめるようにお願いをする言葉です。
「ご確認」は、「確認」を敬意を表す言い方にしています。
他人の行動を表す言葉に「ご」をつけると、その行為をする人、この場合は確認をする人へ敬意を表す言い方になります。
「程」は断定を避けて柔らかく伝えるために使う言葉です。
「よろしく」は人に頼み事をする際に添えます。
「お願い申し上げます」は、「こうして欲しい」と人に頼む意を表します。
「お〜申し上げる」で謙譲の意を表し、その行為を受ける人を敬います。
「ご確認の程よろしくお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手に何かを確かめてもらいたいときに用います。
人に頼むときに相手を見下すような言い方をすると、相手を不快にさせるだけでなく、こちらの求めに応じてもらえなくなる可能性があります。
頼み事をするときには、丁寧にお願いをするのが望ましいです。
この言葉は丁寧な表現をしています。
「お手数ですが」「お忙しいところ恐れ入りますが」など一言あると、さらに丁寧な印象になります。
こういった一言があると、相手への気遣いを示せます。
たとえば、このような場面で用います。
話し手側がメールで資料を送りました。
送った資料の内容に目を通してもらいたいです。
何も言わなくても目を通してくれると思いますが、資料の存在に気がつかないこともあるので、確認をするようにお願いをしておきます。
こういった場面で使うものです。
「ご確認の程よろしくお願い申し上げます」を使った例文
・『お忙しいところ恐縮ですが、ご確認の程よろしくお願い申し上げます』
「ご確認の程よろしくお願い申し上げます」の返答や返信例
何かを確かめるように求められているので、そのものの確認をします。
確認をした後には知らせをしましょう。
確認をしてどうであったのかを伝えてください。
たとえば、資料を送るので確認をしてくださいと頼まれたとします。
返答がないと、資料を受け取ったのか相手はわからず、不安になってしまいます。
また、資料の内容に間違いがあったのではないかなど不安にさせてしまいます。
そのため、確認後には知らせをするようにします。
忙しくても確認をするようにしましょう。
まとめ
この言葉は、あるものを確かめるようにとお願いをする言葉です。
お願いをしないと確認をしてくれないこともあるので、何も言わなくても確認をするのはあたり前と思わず、お願いの言葉を伝えておきましょう。
