ここでは「ご興味をお持ちになった方は」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご興味をお持ちになった方は」とは?
「ご興味をお持ちになった方は」は、このように使う対象の内容に興味を持った人は、という用い方になります。
一通り何かの説明をして、その後に「ご興味をお持ちになった方は、是非その旨をお申し出ください」のように使って、それに興味を持ったなら言って欲しいといった用い方をしたり、パンフレットなどの最後に「いずれかの商品にご興味をお持ちになった方は、以下までご連絡をお願いいたします」と記載しておくというような使い方になります。
販売行為が絡むようなビジネスシーンだけでなく、夏祭りなどの催し物の紹介で、「ご興味をお持ちになった方は、是非当日ご参加ください」といったように使うこともできます。
「ご興味をお持ちになった方は」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご興味をお持ちになった方は」は、基本的には先のような営業的な使い方になり、販売行為が絡まない場合にも用いることができる表現です。
それに興味がある人に対し、直接それを言って欲しい、ここに連絡して欲しいという使い方になりますが、そうしてもらえるのを期待しての使い方になると考えていいでしょう。
それによって、何かの販売や契約などに繋がる可能性があったり、参加者を募っているような用い方をするためですが、「ご興味をお持ちになった方は、○○さんまでお願いします」のように、その場合には担当になる人まで連絡してくださいという使い方をしても構わず、この時の相手は会社や団体でも構いません。
「ご興味をお持ちになった方は」を使った例文
・『こちらの商品にご興味をお持ちになった方は、弊社までご連絡ください』
・『当イベントにご興味をお持ちになった方は、当日直接ご参加をお願いいたします』
「ご興味をお持ちになった方は」の類語や言い替え
・『ご興味がありましたら』
基本的に同じ意味になりますが、こちらの場合はそこまで強い表現にはならず、もし興味があれば、といったニュアンスになります。
よって、そこまで積極的な集客やそれに順ずる行為として行うのでなければ、このように使った方があたりとして柔らかくなるため、そういった使い方のために用いるケースも少なくありません。
まとめ
「ご興味をお持ちになった方は」は、このように紹介する何かに興味があれば、という意味になります。
その場合にはこうして欲しいと続ける表現で、少なからずそれを期待して使うものです。
そこまでそれを求めていないという使い方にしたい時には、類語として挙げた方に言い替えるといいでしょう。
