ここでは「ご要望をいただいております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご要望をいただいております」とは?
「ご要望をいただいております」は、何かの要望を受けているという意味になります。
「その機能については、もっと使いやすくならないかといったご要望をいただいております」のような使い方になり、この場合、その機能をもっと使いやすくして欲しいといった要望があると言っています。
そのような、特に誰からという訳ではなく、例えば利用者からだといった用い方がよく見られますが、「もっと期日が遅くならないかと○○様よりご要望をいただいております」のように、誰からのそういう要望だという使い方をすることもできます。
「ご要望をいただいております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご要望をいただいております」は、先のように、誰からの要望だと使われることも多いです。
「いただいて〜」と謙譲表現を使っているため、前述の利用者からの要望だという例ではその製品の販売メーカーがユーザーになる利用者に対して下から使っており、「○○様より〜」のような使い方をした時にもその相手を立てて用いています。
そういった要望があると言っている表現なので、それについて何かがある時には、「〜いただいております。
つきまして、早速その対応を検討している次第です」などと続けて使われることが多いです。
「ご要望をいただいております」を使った例文
・『価格について、ユーザー様よりもう少し安くならないかという多数のご要望をいただいております』
・『それにつきましては、実は○○様からも同じご要望をいただいております』
「ご要望をいただいております」の類語や言い替え
・『ご要望があります』
このように使っても意味は一緒で、崩した表現として使われています。
同様に、「〜といったご要望があります」、「○○様よりそのようなご要望があります」といったような用い方になり、「いただいて〜」では堅いと思った時にはこちらにするといいでしょう。
まとめ
「ご要望をいただいております」は、そのような要望があるという意味で使います。
どのような内容で誰かなのかといった用い方をすることができ、特に誰からという訳ではなく、その製品のユーザーからだといったように使っても構いません。