ここでは「ご調整をいただき」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご調整をいただき」とは?
「ご調整をいただき」は、いくつかの使い方のある表現です。
例えば、既に決まっていた予定などを変えてもらうために、「何とかご調整をいただき、来週の火曜日にしていただきたいのですが」のように用いると、そのような調整を行って欲しいという意味になります。
また、「こちらに合わせてご調整をいただき、ありがとうございました」などと、相手がそれをしてくれたと用いることもできます。
いずれの場合も何かしらの調整が絡んだ意味になりますが、その使い方からすぐに分かるので、特に解釈が難しいことはないでしょう。
「ご調整をいただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご調整をいただき」は、先のような2つの使い方をされている表現ですが、ちょっとした応用となる用い方をすることもできます。
例として、「折角ご調整をいただきましたが、中止となってしまい、大変申し訳ありません」と使うと、その相手に予定などを調整してもらったにも関わらず、それが中止になってしまったことへのお詫びを述べています。
「ご調整」としているため、相手が行ってくれるそれが対象になる表現のため、こちらが行う、行ったことに対して用いることはできません。
「ご調整をいただき」を使った例文
・『こちらの希望通り、木曜日にご調整をいただきましてありがとうございました』
・『先方にもご調整をいただきましたが、その日だけはどうしても難しいとのことでした』
「ご調整をいただき」の類語や言い替え
・『調整を行いまして』
この使い方はこちらが調整を行う側になる場合に使います。
それと行った結果として、「その件は色々と調整を行いまして、水曜日の午後2時からになりました」のような用い方をしたり、「調整を行いまして、ご連絡させていただきます」とすれば、それを行った上で連絡をすると言っています。
まとめ
「ご調整をいただき」は、予定などに対してその相手に調整を行って欲しい、行ってもらった、それをしてもらったが、といったような使い方をする表現になります。
どのように用いているかはすぐに分かるので、解釈が難しい場合はまずなく、その調整について色々な使い方ができます。