この記事では「ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした」について解説をします。
「ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした」とは?意味
聞き手に不利益になる事柄を与えてしまったり、不快な思いをさせてしまったりしたことへの謝罪の言葉です。
「ご迷惑」は「迷惑」をその行為を受ける人に敬意を表す言い方にしたものです。
「ご」をつけると、その行為が及ぶ人に敬意を示す形になります。
「おかけ」は「かける」を相手を敬う言い方にしたものです。
「お〜する」の形で謙譲の意を表します。
「おかけし」の「し」が「する」です。
「大変」は程度のはなはだしいさまを表します。
「申し訳ありません」は謝罪をする際に用いる言葉です。
「でし」は「です」のことで、「だ」「である」の丁寧な表現です。
「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。
「ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が聞き手に対して迷惑になるような事柄をしてしまったときに用います。
迷惑を受けた側は謝罪が欲しいと思っています。
なぜそうなったのかその理由を聞くよりも、まずは謝って欲しいのです。
不利益になったり、不快になったりするようなことを与えてしまったなら、まずはこういった言葉で謝罪をします。
そして、相手は償って欲しいとも思っています。
たとえば、製品に不具合があったならば、新しい製品に取り換えたり、返金をしたりなどの対応をします。
具体的に何ができるかを伝えましょう。
そして、今後の対応も伝えます。
同じようなことが起こらないように、どのような対策をとったらよいのか考えましょう。
「ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした」を使った例文
・『お客様にはご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした』
「ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした」の返答や返信例
公の場で多くの人に向かって伝えていることがあります。
たとえば、食品に異物が混入しており、その製品を回収することになったときです。
そういったときは返答はしません。
個人的に伝えられているときは、許しを与えられるならその言葉をかけます。
何もいわないと許していることが伝わらないので、許しを与えるなら何かしら言葉を返すようにします。
許せないのならば、許しを与えるためにどのようなことをして欲しいのか伝えてみるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、聞き手に不利益になることや不快になることを与えてしまったときに用います。
迷惑をかけたと思ったならば、このような言葉で謝罪をしましょう。
