「ご連絡が遅れ、申し訳ありません」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご連絡が遅れ、申し訳ありません」とは?
「ご連絡が遅れ、申し訳ありません」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「ご連絡をさせていただく時間が遅くなりまして申し訳ございません」もしくは「もっと早い段階でご連絡をさせていただくべきではございましたが」などという意味合いで使われている言い回しです。
本来は異なる企業や団体などと共通のプロジェクトや任務などに取り組んでいく場合には、それぞれの持ち場を任されている代表者や担当の者などと数々の案件について取り扱っていく必要が出てきますが、速やかに先方に連絡をしなければならないような場面において、事情により遅延してしまった場合などに使用されています。
「ご連絡が遅れ、申し訳ありません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご連絡が遅れ、申し訳ありません」とは、「早急にご連絡をしておくべきではございましたが遅くなりまして恐れ入ります」ないし「ご連絡を入れさせていただくタイミングを逸してしまいまして大変失礼いたしました」などという意味合いで使われている表現です。
取引や商売などを続けていく上では、複数の関係者と密に連絡を取ったり、何度も話し合いなどを行いながら目の前の職務や与えられた作業などを進めていくのが一般的ですが、ビジネスにおいては迅速な対応や素早い処置が求められることが多々ありますので、相手からの働きかけに対してすぐに応じることができなかった際には、上記のフレーズを使って謝意を示すことができます。
「ご連絡が遅れ、申し訳ありません」を使った例文
・『ご連絡が遅れ、申し訳ありませんが今週末に予定しておりました商談のアポイントにつきましては、開始時間を少しずらしていただくことは可能でしょうか』
・『ご連絡が遅れ、申し訳ありませんが明日に開催を控えておりますイベントにつきましては、巨大な台風が接近しておりますので延期させていただきます』
「ご連絡が遅れ、申し訳ありません」の類語や言い替え
・『速やかにご連絡をすることができずに申し訳ございません』
・『ご連絡をさせていただくのに手間取ってしまい失礼いたしました』
・『すぐにご連絡を差し上げたかったのですが、恐縮でございます』
まとめ
「ご連絡が遅れ、申し訳ありません」とは、ビジネスシーンにおいて「お伝えするまでに余計な時間を要してしまいましたことにつきましてお詫び申し上げます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて丁寧に使いこなしましょう。
