この記事では「したいのですが」について解説をします。
「したいのですが」とは?
ある事柄を行いたいという話し手の希望を表す言葉です。
「たい」は話し手の希望を表す語です。
「水を飲みたい」のような使い方をします。
「です」は「だ」「である」を丁寧にした表現です。
「したいのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手の希望を伝えるときに用います。
たとえば、他人が所有している資料を自分が見たいとします。
他人のものなので、勝手に見るわけにはいきません。
そのため、許可を得る必要があります。
その許可を得るときに「拝見〜よろしいでしょうか」といった表現をします。
「拝見」は見ることをへりくだっていう語です。
問いかけの形で、「それをしてもよいか」と許可を求めることができます。
「見ますか」と尋ねられたのではなく、自分がそうしたいときに「拝見したいです」というと話し手の希望を押しつけている印象を与えかねません。
押しつけられると不快になる人もいます。
問いかけの形は相手の都合を尋ねていることになるので、押しつけではありません。
「素晴らしい骨董品が手に入ったので見ますか」など尋ねられたとします。
このときは、相手はそれを見せたいのでしょうから、「拝見したいです」という表現でも差し支えありません。
「したいのですが」を使った例文
・『作成したいのですが材料が足りません』
「したいのですが」の返答や返信
ある事柄を行いたいのだけれど、それをしてもよいかと許可を求められたときは、その事柄を行ってもよい、行わないで欲しいを答えます。
たとえば、写真を見たいのだけれどよいですかと尋ねられたとします。
その写真が他人の目に触れても問題ないなら、それを見せます。
差し支えがあるなら、お断りをしましょう。
「申し訳ない」という気持ちを込めて伝えると、相手の気分を害しにくくなります。
まとめ
この言葉は、話し手が行いたい事柄を伝えるときに用いるものです。
何かをするために許可が必要なときや、何かをしたいのだけれど差し支えがあるときなどに使われます。
行いたい事柄をうまく伝えてみてください。