「しっかりと把握し」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「しっかりと把握し」とは?
「しっかりと把握し」とは、ビジネスの場において「あることについて完全に理解して」もしくは「詳細な部分についてきちんと情報を得ることで」などという意味合いで用いられている表現です。
ビジネス上では取引相手や得意先などと自社の営業担当との間で、さまざまなやり取りが行われていますが、その中で相手の言わんとしている事柄について100%理解する必要があったり、双方の認識におけるずれを無くすようにしたい場合などに使われている言い回しです。
「しっかりと把握し」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「しっかりと把握し」とは、「御社からいただきました依頼内容につきましては十分に理解した上で(対応させていただきます)」あるいは「取引を行うにあたって留意しておくべき事情につきましては、常に頭に入れておく所存でございます」などという意味合いで用いられている表現です。
ビジネスにおける先方からの依頼やお願いなどに対して、「いただきました内容を十分に理解してから対処させていただきます」などというニュアンスで使われており、依頼元と依頼先の双方における誤認識などを前もってなくしておきたい場合に使用されている文言です。
「しっかりと把握し」を使った例文
・『御社に弊社が取り扱う商品を納入させていただく際には、納品時における注意事項などをしっかりと把握した上で対応させていただきます』
・『御社のサービスを利用するにあたって必要な情報につきましては、事前にしっかりと把握しておきたいと考えております』
「しっかりと把握し」の類語や言い替え
・『きちんと理解した上で』
・『十分に認識を合わせることができた後で』
・『その場所や時間などにおける状況や状態などの現状を踏まえて』
まとめ
「しっかりと把握し」とは、ビジネスシーンにおいて「ものごとにおける表面的なことだけではなく本質についても理解した上で」などという意味合いで用いられている言い回しです。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、場面や状況などに応じて上手に使いこなすようにしましょう。
