「しばしお暇いただきます」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「しばしお暇いただきます」とは?
「しばしお暇いただきます」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「ほんのしばらくの間お休みを頂戴いたします」または「そう長くない期間、休暇をいただきたいと存じます」などという意味合いで使われている言い回しです。
「おひま」という誤読に注意が必要な「お暇(いとま)」とは、「ある場所から立ち去る」さまや「出向先から戻ってくる」様子などを示す言葉で、「しばらく」や「少しの間」などを示す「しばし」と組み合わせることで、「それほど長くない期間ですが休日を頂戴いたします」などというニュアンスをもつ表現として使用されています。
「しばしお暇いただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「しばしお暇いただきます」とは、「しばらくの間休暇をいただきたいと存じます」あるいは「数日だけお休みを頂戴いたします」などという意味合いで使われている文言です。
ビジネス上で係わりのある関係各所へ向けて、自らの休日や休養などについてお知らせすることができる表現で、併せて「しばし」の具体的な期間や長さ、ないしその間における緊急連絡先(メールアドレスや電話番号)などについても明示しておく必要があります。
「しばしお暇いただきます」を使った例文
・『繁忙時期に大変申し訳ございませんが、しばしお暇いただきますのでご理解を賜りますようお願い申し上げます』
・『しばしお暇いただきますが、その期間においてもメールは常に確認できる状態にしておりますのでご安心いただければと存じます』
「しばしお暇いただきます」の類語や言い替え
・『ほんのしばらくの間休日をいただきたいと思います』
・『そう長くない期間において休暇を頂戴いたします』
・『少しの間お休みをいただきたたい次第でございます』
まとめ
「しばしお暇いただきます」とは、ビジネスシーンにおいて「つかの間の休日を頂戴いたします」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。
