大人びたフレーズが出てくると、どのように使えばいいか迷ってしまいます。
「すえに」の正しい使い方と例文、似ている表現を調べていきましょう。
ビジネスの力を鍛えてください。
「すえに」とは?
この場合の「すえに」とは「末に」と示します。
ある行動を取ったものの、最終的にあることに行きつく時に用いられています。
一定の期間を重ねたものの、最終地点にたどり着いた時のフレーズになります。
そのため「すえに」で「最終的に」という解釈ができます。
「すえに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
色々なことを経験して、初めて分かることもあるものです。
様々なエピソードを経験して、あるテーマにたどり着いたことを述べているのが「すえに」という言い方です。
ある行動を取ってから、最終的にある事柄を決断した、生み出した時に用いられています。
はっきりとした意思をあらわしたい時に取り入れていきましょう。
一方で「すえに」は社外の方に用いる時は、気を付けたいフレーズです。
とくに結果のみをお伝えすればいい場面で「すえに」を繰り返していると、少々しつこく感じられます。
組み合わせる内容によっては、ネガティブに聞こえてしまうので注意しておきましょう。
「すえに」を使った例文
・『悩んだすえに、こちらの会社でお世話になることを決意しました』
・『数々の実験をしたすえに、新商品を開発しました』
「すえに」の類語や言い替え
似ている言い方に「末に」があります。
「すえに」と平仮名で書くと、かえって分かりにくくなる場合も。
ビジネスメールに記していく時は「末に」と漢字に直して書いていくと、大人っぽく見えるでしょう。
言い替えに「〇〇したこともございましたが」や「〇〇させていただき」があります。
「ございます」や「させていただく」を加えると、相手に敬意をはらった言い方になります。
社会人風の言い方も、うまく取り入れていきましょう。
まとめ
「すえに」を解説しました。
色々なパターンのビジネス敬語を勉強しておくと、胸を張って業務に取り組めます。
語彙力を鍛えて、未来の仕事に活かしていきましょう。