失礼のない言い方になっているか、振り返りたくなる日本語もあるものです。
「せっかく」の適切な使い方と例文、その他の言い方を学んでいきましょう。
明日の業務に役立ててください。
「せっかく」とは?
この場合の「せっかく」は折角と書きます。
もともとは故事に由来する言葉ですが、現代では残念に思う気持ちをあらわす時に取り入れられています。
悔しく思う、残念に思う、貴重な機会だと思う、このような場面で用いていきましょう。
「せっかく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
色々な使い方ができるのが「せっかく」というひと言です。
遠い所はるばるという意味もあるので「せっかくお越しいただいたのだから、特別な体験をしていってください」とお伝えしたい時も用いることができます。
また貴重な方からお誘いを受けたにも関わらず、お断りしなくてはいけない場面でも用いられています。
「せっかくですが」というと、好機であるにも関わらず、自分の都合がつかない時に使われています。
色々な使い方を学んで、ポジティブに業務を楽しんでいきましょう。
「せっかく」を使った例文
・『せっかくの機会なのに、失礼をお許しください』
・『せっかくのお誘いですが、またの機会にお願いいたします』
「せっかく」の類語や言い替え
似ている言い方に「折角」があります。
「せっかく」を漢字に直した言い方になっています。
「折角のご提案ですが」や「折角の食事会のお誘いですが」そして「せっかくのご厚意ですが」など、相手の招待を律儀にことわる時に用いられています。
ソフトに見せたい時は平仮名、きっちりフォーマルに演出したい時は漢字と、使い分けるといいでしょう。
言い替えに「またとない機会ですので」や「非常に嬉しいお誘いですが」があります。
まとめ
「せっかく」を解説しました。
知っているようで、意外と知らないのが日常の言葉です。
様々な言葉の使い方を知って、丁寧なやり取りに繋げていきましょう。