ここでは「そうしましたら」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「そうしましたら」とは?
「そうしましたら」は、「でしたら」と置き換えることができる表現です。
そうであれば、という意味になり、例えば、相手がここまでどうやって来たらいいか分からないと伝えてきたとします。
そういった場合に、「そうしましたら、最寄り駅からの詳しい地図をお送りいたしますので、そちらをご覧ください」のように使うという具合です。
そういう理由があれば、と解釈して用いると考えてよく、それを縮めると先の「でしたら」になり、そちらが崩した形です。
この「そうしましたら」と使う場面では、そちらに言い替えても意味が変わることはなく、それを丁寧にした表現となっており、ビジネスシーンでは例に挙げたような使い方をすることが多いです。
「そうしましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「そうしましたら」は、何かの手順を説明している場面で、ここまで終わった、ここがうまくできないなどと言われた時に、「そうしましたら、次はこのようにしてください」、「そうしましたら、一度○○まで戻ってもう一度そちらを行ってください」といったように用いることもできる表現です。
この場合も、「そうであれば」という意味自体に変わりはなく、その手の使い方にも向いています。
口語、文章のどちらでも用いることができますが、何らかの説明になる時が多い表現のため、きちんとそれを伝えるために文章で使われる場合が多く見られます。
「でしたら」や「そうであれば」と言い替えることができますが、ビジネスでは丁寧なこの「そうしましたら」が一番適している形です。
「そうしましたら」を使った例文
・『そうしましたら、こちらから御社までお伺いするというのはどうでしょう』
・『そうしましたら、次は○○の方を少しいじってみたいと思います』
「そうしましたら」の類語や言い替え
・『そうなのでしたら』
こちらも丁寧に同様の意味を伝えることができる表現になりますが、少々冗長気味な使い方になるため、このように使うなら「そうしましたら」の方がスマートです。
「そうでしたら」を無理に丁寧にした感もあるため、あまりこのようには使わない方がいいかも知れません。
まとめ
「そうしましたら」は、そういう状態であれば、という意味だと考えると分かりやすい表現です。
そのような理由があるなら、と続けることになり、何かの手順の次を案内する時にも使うことができます。
崩すのであれば「でしたら」と置き換えるのが一番自然で、それを丁寧にした表現になります。