状況が変わることについて言い表すフレーズには、「できなくなります」があります。
これは業務上の利用や変更など様々な状況に関わるものですが、その意味やどう使うかなどを確かめてみましょう。
「できなくなります」とは?
何らかの物事について、今後は従来と同じようには出来ない状態に変わることを、相手に伝える表現です。
この場合の「なります」は変わるとのニュアンスを持ちます。
「できなくなります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
これまで出来ていた状態が、ある時を境にして不可能に変わることがあります。
その場合に「できなくなります」を用いて、メールなどで相手にそれを伝える用法が可能です。
できなくなる事柄としては、利用、実行、変更、依頼、アクセス、悪用など様々にあります。
できなくなることが何かについては、「利用が」などのように具体的に示すことが適切です。
場合によっては不可能となる理由やその期日など必要事項も併せて伝えることができます。
特に気をつける場合には、「ご注意下さい」などを併記するのが宜しいでしょう。
これは漢字を用いると「出来無くなります」ですが、柔らかな印象とするために、全てひらがなで表記されることも一般的です。
また「できる」は尊敬語で「おできになられる」と言いますが、できなくなりますに適用するとおかしな表現になってしまうでしょう。
「できなくなります」を使った例文
・『カードの期限を過ぎてしまうと、利用ができなくなりますのでご注意ください』
・『システムが変更されるため、もう悪いことはできなくなります』
「できなくなります」の類語や言い替え
「できない状態になります」は、物事のありさまを表す「状態」を加えている適切な言い方です。
「できない状況に変わります」は、ある場面のありさまを表す「状況」が変化することについてを強調した表現となります。
「不可能になります」は、できないことを表す「不可能」を用いた形です。
これは「不可」としても同じ意味になるでしょう。
「難しくなります」は困難になることを表しますが、できる可能性が残っているニュアンスです。
まとめ
物事が従来通りにやるには不可能に変わることを言い表すのが、「できなくなります」との表現でした。
これは利用や変更など、様々な場面で言い表すことができます。
言い替え候補は少ないのですが、「不可能」などを使うことも考えてみてください。
