「といえど」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「といえど」とは? ビジネス用語

ここでは「といえど」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「といえど」とは?

「といえど」は、「だからといって」と言い替えることができます。

よって、そういう事情があるにしても、という使い方になると考えてよく、「いくら友達といえど、言ってはいけないことがあるだろう」といったように用いられています。

「いくら中古品といえど、3日で故障されてはたまらない」などという使い方をよくされており、そうだからといって、これでは困るという流れの文章を作るのに向いています。

そして、そうであってもこれは難しいだろうといった使い方をすることもできます。


「といえど」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「といえど」は、先のそうであっても〜という用い方でもよく使われています。

その場合には、「例えプロの選手といえど、それは簡単ではないはずだ」といったような用い方になり、この手の使い方でも、もちろん「だからといって」と言い替えることができます。

地名などを対象にして用いても構わず、「いくらここが東京といえど、手に入らないものもたくさんあります」のように使う例も多いです。

そちらでは、「田舎といえど、それくらいのものなら普通に売っています」などとも用いられています。


「といえど」を使った例文

・『いくら社長といえど、これは横暴だと言わざるを得ない』
・『納期が延びたといえど、1週間程度ではそれほど変わるものではないため、安心はできません』

「といえど」の類語や言い替え

・『とはいっても』
「といえど」は、この「とはいっても」とも言い替えられます。

「いくら○○とはいっても〜」のようにそのまま置き換えられるので、元の「といえど」、最初に挙げた「だからといって」と共に、文体的に一番合うと思われるものを選択するといいでしょう。

ですが、どれを使っても解釈は一緒なので、それほど考えずに響きだけで選んでも問題ありません。

まとめ

「といえど」は、そうだからと言って、という意味で用いられる表現です。

だからと言ってそれでは困る、という使い方から、そうであってもそれくらいは、といった解釈になる用い方まで、「だからといって」と言い替えられる色々な使い方ができます。

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