「とおっしゃいますと」とは?
ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「とおっしゃいますと」とは?
このフレーズは、相手の発言に対して不明点があったり、疑問を投げかける場合に使用する言葉です。
言葉の元は「言う」という動詞になります。
尊敬語「おっしゃる」と丁寧語「ます」に言い換えられている、丁寧な敬語表現です。
「とおっしゃいますと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
このフレーズは不明なことや疑問に思ったことを言い換えたりして質問し、相手の発言の意味や意図、真意などを探ることに使えます。
また、相手から意見や情報を聞き出すためにこの言葉を連発し、話を促して深く掘り下げていく場合にも効果があります。
相手の話に夢中であるという印象を与えることができれば、この言葉を何度か繰り返して使っても相手から不快感は感じられないでしょう。
また、このフレーズは柔らかい言い回しであり、尊敬語でもあるため、目上の人にも使えます。
ただし、連発使用もワンパターンが過ぎると、たとえこちらの熱心さが伝わっていてもさすがにうんざりしてきますので、その場合は「〜はどうだったのですか」「その○○は、どうしていましたか」など表現を変えてみることも肝要です。
「とおっしゃいますと」を使った例文や文章
・『とおっしゃいますと、○○ということでしょうか』
・『とおっしゃいますと、それで〜』
「とおっしゃいますと」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
尊敬語の意味はなくなりますが、「と言いますと」に言い換えることが可能です。
また敬語の種類は異なりますが、同じような意味合いで謙譲語の「申す」という語句があります。
ただし、「申す」を使って「と申しますと」とは使えません。
「申す」は謙譲語のため、相手の行為ではなく自分の行為に対してへりくだった表現にするための言葉だからです。
後は「と言われますと」「と話されますと」といった言い回しが可能です。
まとめ
この言い回しは、相手の言ったことに対して疑問を投げかけたりする際に用いる言葉です。
この言葉は、相手が発言した直後に発することが効果的なので、色々と訓練する必要もあります。
