この記事では、「となりつつあります」の使い方に関して解説します。
「となりつつあります」とは?
「となりつつあります」とは、分解して意味を解説すると、「と」は「なる」とセットで、「変化する」という意味で使われます。
これは、「になる」という表現のフォーマルな言い方として認識されます。
そして、「つつ」は、「段々とそうなる」という経過を意味しています。
最後の「あります」は、「存在する」あるいは「そういう状態である」ことを表す「ある」の丁寧な言い方です。
これらを繋げると「何かにだんだんと変化していく状態」ということになります。
これを、もっと平易な表現にすると「変わってきてる」ということが出来ます。
「となりつつあります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「となりつつあります」をビジネスで使用する場合には、やはり、この表現がいくぶん冗長なものであることを認識すべきでしょう。
したがって、もってまわったようないいかたを嫌うタイプの人に対しては、状況によっては、避ける必要があるということになります。
「となりつつあります」の正しい敬語表現
「となりつつあります」には、「ます」という最低限の敬語が使われていますので、このままでもつかえますが、より敬意をあらわすならば、前後の文章の中に敬語表現をいれることになります。
たとえば、「となってまいります」のような形になります。
「となりつつあります」を使った例文
・『桜が満開となりつつあります』
・『昔から比べると、ここも都会となりつつあります』
「となりつつあります」の類語や言い替え
「となりつつあります」の類語としては、「となろうとしています」、「というふうになっています」、「だんだんそうなっています」のようなものがあります。
まとめ
この記事では「となりつつあります」に関して解説してきました。
このような言葉を使いこなせるようになるために、これを機会にもっと「となりつつあります」を使ってみてはいかがでしょうか。