「どうでしょうか」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「どうでしょうか」とは? ビジネス用語

ここでは日常的に聞かれる「どうでしょうか」という言葉について、詳しく見ていきます。

「どうでしょうか」とは?意味

「どうでしょうか」は、「どうですか」を丁寧にした表現になります。

そのため、使った相手に対して何かを尋ねている言葉になり、これと合わせて「何が」どうなのかといった使い方になります。

カジュアルな言葉なので、ビジネスには向いておらず、その場合はこの言葉を敬語表現にした「いかがでしょうか」と置き換えて使います。

よって、友人間や親しい間柄で使われることが多く、「どうですか」と置き換えても問題のない場面で用いられると考えて構いません。


「どうでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「どうでしょうか」はビジネスには向かない言葉なので、先のように「いかがでしょうか」と置き換えて使わないといけません。

また、「何が」どうなのかと使う表現になるので、「この色はどうでしょうか」などと、その「何が」とのセットになります。

ですが、口語で使う場合に限り、この言葉だけでも成り立つケースがあります。

例えば、ある作業にずっと取り組んでいる人に対し、この「どうでしょうか」と使った時にはその作業の進捗について聞いていることになり、何かをずっと決めかねている人に使うと、それについてどうするのかといった意味になる言葉です。


「どうでしょうか」を使った例文

・『今の季節なら、半袖にするのはどうでしょうか』
・『以前に話した内容でどうでしょうか』
・『それからの進み具合はどうでしょうか』

「どうでしょうか」の返答や返信

上の2つ目までの例文のように、それがいいのでは、それでいいですかといった問いかけになる使い方がよく見られる言葉なので、それでいいです、もっとこういう方が…などという返答になる場合が多いですが、3つ目の例文のように、詳しい内容で答えないといけないケースもあります。

そのため、実際の返答は聞かれている内容によって様々になります。

この言葉を使われた以上、共通して「どうなのか」と聞かれているので、それについてこうだと正しく返答する必要があります。

友人間や親しい仲でのみ使えるカジュアルな表現なだけに、無理に丁寧に返す必要はありません。

ですが、この言葉を一番カジュアルに崩した形と言える「どう?」と聞かれた場合とは一緒にせずに、ある程度の丁寧な表現で返すようにしてください。

まとめ

「どうでしょうか」は、何かが「どうなのか」と聞かれていることになる言葉です。

よって、それについてはこうだと正しく返答するべきですが、単にそれでいいですという具合に返せる場合もあり、使い方次第で色々な問いかけに用いることができます。

そして、ビジネス向けではないという点には十分に注意して使ってください。

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