「なりますでしょうか」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「なりますでしょうか」とは? ビジネス用語

ここでは「なりますでしょうか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「なりますでしょうか」とは?

「なりますでしょうか」は、そのようになるか、という意味で使われている表現ですが、二重敬語になってしまうため、そのままでは日本語として間違った用い方になってしまいます。

よって、正しい形の「なりますか」として用いてください。

この手の無理に丁寧にしようとしておかしくなってしまっている例は他にもありますが、この「なりますでしょうか」は、その中でもよく見聞きする表現のため、こうとは使わないように気をつけてください。

以下、正しい「なりますか」の方で説明を続けます。


「なりますか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「なりますか」は、何がどのようになるか、といった使い方をする表現です。

「この後の展開はどうなりますか」と用いれば、その今後の展開についてどうなるのかと訊ねており、値段がついていない商品を指して「これはいくらになりますか」と使えば、それがいくらするのかと聞く用い方になります。

色々な使い方ができる表現なので、「この部分はもう少し○○になりますか」などと、何をどうできるかといった用い方でもよく使われており、ビジネスシーンでも様々な場面で用いられています。


「なりますか」を使った例文

・『○日の予定ですが、都合が悪くなってしまいましたので、△日になりますか』
・『このようなイメージにしたいのですが、何とかなりますか』

「なりますか」の類語や言い替え

・『なりますが』
語尾を「が」に代えると、そうなるが、という意味の表現になります。

「確かにそうなりますが、あまりおすすめできません」といったような、そうはなるものの、と続けて用いるために使われており、それでも構わないか、と使うことも多く見られます。

既に起こったことや既知の事項に対して、そうだが、と使いたい場合には、「なっていますが」とするといいでしょう。

まとめ

「なりますか」は、何かがそうなるか、と訊ねるために用いられます。

「○○は△△になりますか」と使ったり、もう少しこのようにはならないか、これはいくらなのかと訊ねるために用いることもできます。

これを無理に丁寧にした「なりますでしょうか」といった形は間違いになるので注意してください。

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