「はかばかしくない」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「はかばかしくない」とは? ビジネス用語

仕事の進捗が悪い状況について、「はかばかしくない」と表現する場合があります。

これは意味を知っていないと、なかなか使えない表現です。

はかばかしくないの意味、使い方などを確かめてみましょう。

「はかばかしくない」とは?

物事が順調に進んでいることを意味する「捗々(はかばか)しい」を否定形にした形であり、進捗状況が悪いことを表します。


「はかばかしくない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

商品の売れ行きが悪かったり、工事にトラブルが出てストップしているなど、業務では思わしくない状況が多々あります。

そのように順調に進んでいないことを人に伝えるにあたり、「はかばかしくない」と表現することが可能です。

その際には「売れ行きが」など、何が順調ではないのかをはっきりと示すことが必要です。

またはかばかしくないから、「改善が必要だ」のように感想を合わせることができます。

ただし「はかばかしくない」はあまり使われないため、意味が通じないことに気をつけてください。

また漢字を使って「捗々しくない」とすれば難読になったり、平仮名にして文字が小さいとぱっと見で「馬鹿馬鹿しくない」と間違われることにも注意しましょう。

気になる場合は使わないか、言い替えを考えてみてください。


「はかばかしくない」を使った例文

・『現在の売れ行きがはかばかしくないので、対応を考えているところです』
・『今月は雨ばっかりで、工事ははかばかしくないと言ったところです』

「はかばかしくない」の類語や言い替え

「進捗が思わしくない」は、物事が思うようには捗っていないことを表します。

「順調に進まない」は、予定通りに物事が進行していないことです。

「遅々として進まない」は、物事が遅延して進行しないことを意味します。

「捗らない」は、物事が順調ではないことです。

「進捗が悪い」は、物事の進み具合が良くないことを表します。

「難航中」は、障害が多いので物事が捗らない最中であるとの意味です。

「もたついている」は、もたもたとして物事が捗らないことを表します。

まとめ

何かの物事が順調に進んでいない状況について、「はかばかしくない」と言い表せるでしょう。

しかし漢字や平仮名の表記だと、問題が出ることもあるので、「進捗が悪い」など適切な言い換えも考えてみると良いです。

タイトルとURLをコピーしました