この記事では「ひとえにご愛顧によるもの」について解説をします。
「ひとえにご愛顧によるもの」とは?意味
ひいきが原因・理由で、という意味です。
「ひとえに」には、原因・理由・条件などがそれで言い尽くされるさま、もっぱらという意味があります。
漢字で書くと「偏に」です。
「ご愛顧」は愛顧を相手を敬って言う語です。
「愛顧」には、「ひいき」という意味があります。
「よる」は、それを原因とするという意味です。
「ひとえにご愛顧によるもの」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かの理由がひいきにしてもらったことであるときに用います。
たとえば、話し手の会社が10周年を迎えることができたとします。
これまで長く会社を続けてこられたのは、取引先やお客さまがひいきにしてくれたからです。
そのさまをこの言葉は意味します。
ひいきにしてくれたことで話し手側が恩恵を受けているので、一緒にお礼も述べます。
感謝の気持ちを伝えることは大切です。
感謝の気持ちがあれば、これからもひいきにしてくれることでしょう。
いい加減な態度では感謝が伝わらないので、丁寧な対応を心がけてください。
伝え方ですが、メールや手紙、対面の形であることが多いです。
手紙や対面で伝えると丁寧です。
非常にお世話になっているはずなので、失礼のない伝え方をしましょう。
「ひとえにご愛顧によるもの」を使った例文
・『ここまでやってこられたのは、ひとえにご愛顧によるものです』
「ひとえにご愛顧によるもの」の返答や返信
感謝を伝えられたときは、その気持ちを受け取っておくとよいでしょう。
これからも関わっていくことができるならば、「よろしく」の意を伝えてみてください。
好意を示すことでこれからもよい関係を保っていきやすくなります。
また、これまでひいきにしていた相手なので、これからも頑張ってもらいたい気持ちがあると思います。
その気持ちを伝えてもよいでしょう。
まとめ
この言葉は、ひいきにしてもらったことが何かの原因・理由であるときに用いるものです。
目をかけてもらって恩恵を受けているので、お礼も一緒に伝えましょう。
これからもひいきにしてもらえるはずです。
