「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」とはどう使う?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」とは?
「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」という言葉は、相手の今後の活躍を期待していることを伝える際に使用される言葉です。
別れ際の挨拶として使用することがありますが、採用試験などで不採用通知を送付する場合などにも使用されるため、社交辞令としての意味合いもあります。
日ごろからお付き合いがある相手に対して「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」と使用する場合には、社交辞令と受け取られることがないように使用することが重要です。
「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」をメールで使用する場合は、要件の最後にこの言葉を使います。
今後も引き続きメールのやり取りが続きそうな場合には、この表現を使うと不自然な印象となってしまうので注意が必要です。
会話で使う場合にも別れ際に使用することが多く、今後も会う機会が多い相手には使わないほうが良いでしょう。
使用する際の注意点としては、社交辞令のような意味合いに受け取られることが無いように、文脈に気を付けることが大切になります。
特に目上の方から「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」と伝えられると、その後は目下の方から連絡をしにくくなってしまいます。
「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」の正しい敬語表現
「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」という言葉は、そのまま使用しても敬語表現としては適切だといえます。
「今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます」といった表現でも使われます。
また、「ますますのご活躍をお祈りいたします」といった表現もされます。
「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」を使った例文
・『貴殿に置かれましては今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます』
・『この度は弊社とはご縁がありませんでしたが、今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます』
・『ますますのご活躍を弊社一同お祈り申し上げます』
「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」の類語や言い替え
「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」の類語や言い替え表現としては、「今後の更なるご活躍を期待しております」や「ますますのご飛躍をご期待いたします」などとなります。
まとめ
「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」という表現は、ビジネスシーンで使用することも多いでしょう。
相手に対して失礼の無いよう、正しい敬語表現を覚えておくことは重要となります。