ここでは「まずはメールにてお礼申し上げます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「まずはメールにてお礼申し上げます」とは?
「まずはメールにてお礼申し上げます」は、何かのお礼をメールで伝えるための表現です。
その際に、急ぎなのでそれがメールになってしまって申し訳ないという意味を沿えて用いることになり、本来は直接会って、または電話で同様に直接伝えるべきところながら、メールで済ませてしまうことをお詫びしていると考えていいでしょう。
「○○の件は本当にありがとうございました。
まずはメールにてお礼申し上げます」のように、急ぎでそのお礼を伝えたいのでメールになってしまったといった使い方になるので、明らかにそのお礼が遅い時には用いるべきではなく、何かに対してお礼をしたいと思った時に真っ先にそのメールを送るというシチュエーションにて用いられます。
「まずはメールにてお礼申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「まずはメールにてお礼申し上げます」は、他の方法でのお礼よりもいち早くメールでそれを行うために用いられます。
ですが、本来はその相手と会ったり、電話で伝えるところをこの方法になってしまったというニュアンスで使うことになるため、いきなりこのように使ったメールを送るのではなく、一度は電話をしてみた後に用いる場合も多いです。
そこで繋がらなかった、または席を外していたといったような時に使うことになりますが、「お電話でお伝えしようと思いましたが、ご不在のようでしたので、まずはメールにてお礼申し上げます」などとすればちょうどいい用い方になります。
必ずしも先にそのような電話を掛ける必要はありませんが、そこでお礼を言えればこの表現を使ったメールを送る必要はないため、そのような順番で行うことも多いです。
「まずはメールにてお礼申し上げます」を使った例文
・『先日はご多忙な中、お越しいただきましてありがとうございました。まずはメールにてお礼申し上げます』
・『先ほどお電話いたしましたが、いらっしゃらないようでしたので、まずはメールにてお礼申し上げます』
「まずはメールにてお礼申し上げます」の類語や言い替え
・『取り急ぎメールにてお礼申し上げます』
こちらの表現も、急ぎなのでそのお礼がメールになってしまったと使っています。
ですが、この「取り急ぎ」とすると、本当に急ぎだという意味になるため、そこまで急いでお礼を伝えないといけないといった場面はそうあるものでもないことから、日本語として誤ってはいないものの、あまり用いられない表現です。
まとめ
「まずはメールにてお礼申し上げます」は、本来は別の方法でお礼をするべきところをメールで済ませることになったという意味で用いられます。
その前に電話を掛けてから使うことも多く、それがメールながら、急ぎでお礼をしたかったというニュアンスを伝えることができる表現です。