「まだまだ精進が必要な身なのですが」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「まだまだ精進が必要な身なのですが」とは?
「まだまだ精進が必要な身なのですが」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「改善しなければならない箇所が多々あるかとは存じますが」あるいは「より一層の成長が望まれている状況であることは承知しておりますが」などという意味合いで使われている表現です。
「雑念を捨てて仏道修行に専心する」さまを示す「精進」という語は、ビジネス上では「努力を続ける」様子などを表しており、上記のフレーズは「現時点においてはまだまだ足りない箇所が散見していることは理解しておりますが」などというニュアンスで使用されています。
「まだまだ精進が必要な身なのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「まだまだ精進が必要な身なのですが」とは、「けっして満足できる状態ではないと存じておりますが」ないし「引き続き学ぶ姿勢を崩すわけにはいかないと思っておりますが」などという意味合いで用いられている表現です。
ビジネス協力者や事業管理者などへ向けて、自らや自社などにおいてはここから成長する余地がある旨や、まだまだ努力を怠ってはならない旨などについて言及することができる文言で、同時に精進が必要である一方で自身が感じている事柄などについても後述しておく必要が出てくるでしょう。
「まだまだ精進が必要な身なのですが」を使った例文
・『新しく御社を担当させていただいております営業部員はまだまだ精進が必要な身なのですが、弊社におきましては信頼できる営業マンのひとりでもあります』
・『先だって開店いたしました弊社直営の販売店舗における販売員については、まだまだ精進が必要な身なのですが実務に入る前の販売研修は全員行っている次第でございます』
「まだまだ精進が必要な身なのですが」の類語や言い替え
・『より成長が望まれているとは存じますが』
・『努力を怠っていい理由などはまったく見当たりませんが』
・『未熟者と言われても仕方のない身ではございますが』
まとめ
「まだまだ精進が必要な身なのですが」とは、ビジネスメールや敬語での会話シーンなどにおいて「学ぶべき点はまだまだあると存じますが」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。
