この記事では「まったく同感」について解説をします。
「まったく同感」とは?
まったく賛成である、すっかり同じように感じる、という意味です。
「まったく」には、すっかりその状態になっているさまという意味があります。
「同感」は、その考えや意見に同意であること、同じように感じることをいいます。
「まったく同感」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある考えや意見と、話し手の考えや意見がすっかり同じであるときに用います。
「まったく」という言葉を使うと、少しも違わずという意味合いを強調することができます。
この部分がなくても同じ感じであることは伝わりますが、あると強く賛成している意が伝わりやすいです。
新商品のことで説明をします。
ある新商品の名前を考えているところです。
いくつか候補が出ているのですが、どれもいまひとつです。
購入しようという気持ちを起こさせるものではないし、記憶に残りやすいものでもないです。
このことを開発チームのAさんが指摘をしました。
BさんもAさんと同じように思っています。
中には、Aさんとは少し違った考えを持っている人もいたかもしれません。
しかし、Bさんはそうではありません。
そのとき、Bさんの意見が求められたのでこのように伝えてみました。
このように自分の考えを伝えることができます。
「まったく同感」を使った例文
・『松永さんの考えにまったく同感です』
「まったく同感」の返答や返信
物事を決める場面であれば、同じ意見・考えならば話を進めやすいでしょう。
その意見や考えで物事を進めても差し支えないなら、その方向で進めて行くことになるはずです。
意見や考えは、いろいろな人から聞くことが望ましいです。
特定の人だけからしか聞かないようでは、考えが偏ってしまいます。
これでは物事が停滞してしまいます。
いろいろな人から聞くことで視野が広がり、新しい考えを取り入れることができます。
まとめ
この言葉は自分の考えを述べるときに用いるものです。
完全にその意見や考えと同じであることを表しています。
他人の述べた事柄にいつも賛成しなければいけない、というわけではないので、自分の考えを述べるようにしましょう。