この記事では「まったく問題ございません」について解説をします。
「まったく問題ございません」とは?意味
少しも問題はない、支障はない、という意味です。
「まったく」は、打消しの語をともなって完全な否定の意を表します。
ぜんぜんという意味です。
「問題」は厄介な出来事、解決すべき事柄を意味します。
「ございません」は「ない」を丁寧な表現にしています。
「ません」は丁寧な打消しの表現です。
「まったく問題ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄に関して問題がないことを知ってもらうために用います。
完全な否定を表すときには、「まったく」は後に打消しの語をともなった形で使用をします。
この場合は「ません」が打消しの語です。
打消しの語をともなわない「まったく大丈夫です」は間違った使い方です。
この言葉を伝えても、問題がないと信じてもらえない可能性があります。
なぜ問題ないといえるのでしょうか。
その理由がわからないと、聞き手は納得できないです。
本当に問題はないのだと理解してもらうためには、問題がないといえる理由を説明する必要があります。
現在どうなっているのかを伝えたり、具体的な数字を出したりすると、納得してもらえるでしょう。
そして、態度も重要です。
自信を持った態度で伝えれば、「言っていることは信じられる」と思ってもらえるはずです。
「まったく問題ございません」を使った例文
・『○○に関しては、まったく問題ございません』
「まったく問題ございません」の返答や返信
この言葉を聞いて、問題ないと信じられるならば、「わかりました」「安心しました」などの言葉を返すとよいでしょう。
この言葉を聞いただけでは信じられないようなら、なぜ問題ないといえるのか理由を尋ねてみてください。
本当に問題がないなら、理由を述べられるはずです。
実際に自分で確かめるのもよいでしょう。
自分の目で見れば納得できます。
まとめ
この言葉は、問題は発生していないことを知らせるために用いるものです。
この言葉だけでは信じてもらえないこともあるので、このように言える理由も伝えましょう。
きちんとした理由があれば納得してもらえます。
