自分の熱意を相手へ伝えるときの説得のフレーズ「もしチャンスを与えて下さるなら」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「もしチャンスを与えて下(くだ)さるなら」とは?
まず、「チャンス」とは「物事をやるのに絶好の機会」や「好機」を意味する言葉であり、「機会」や「好機」、「見込み」、「形勢」などの意味を含める英単語“chance”に由来する外来語です。
「与えて下さるなら」は「与えてくれるならば」という意味を表す敬語表現です。
「下さる」は「くれる」の尊敬語になります。
「もしチャンスを与えて下さるなら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「もしチャンスを与えて下さるなら」を使用する場合、どのような使い方になるでしょうか?例えば、皆さんがやらせてほしい仕事がある時など、上司を説得する時にこのフレーズを使用することができます。
「もしチャンスを与えて下さるなら」を使った例文
・『もしチャンスを与えて下さるなら、必ずこの役目をやり遂げてみせます』
・『もしチャンスを与えて下さるなら、絶対に○○様を後悔させるようなことはいたしません』
・『もしチャンスを与えて下さるなら、期待以上の成果を出してみせます』
・『もしチャンスを与えて下さるなら、責任を持って目的を達成いたす所存です』
・『もしチャンスを与えて下さるなら、部下たちも大いに励んでくれることでしょう』
・『もしチャンスを与えて下さるなら、身命を賭してプロジェクトを完遂させる所存です』
・『もしチャンスを与えて下さるなら、数年のうちに利益を出してみせます』
「もしチャンスを与えて下さるなら」の類語や言い替え
「もしチャンスを与えて下さるなら」と同じ意味を表す言い換えのフレーズには、「もし機会を与えて下さるなら」、「もしチャンスを与えて下さるならば」、「もしチャンスをいただけるのならば」などがあります。
「いただく」には多くの意味を含みますが、ここでは「もらう」の謙譲語として使われています。
まとめ
このように「もしチャンスを与えて下さるなら」は皆さんが機会を与えてほしい時、相手への説得に用いることができるフレーズということでした。
さらにかしこまった表現にしたい場合は、チャンスを機会に置き換えて「もし機会を与えて下さるなら」などに言い換えてみるのもおすすめです。