今さら同期に聞きにくい、ビジネス敬語もあります。
「やまやまですが」の正しい使い方と意味を調べていきましょう。
「やまやまですが」とは?
やまやまですがは「山々ですが」と表現します。
地方に行くとあちらも山、こちらも山という長閑な景色が広がることもありますが、そうした様子をあらわすのが「山々」です。
多くの山を表現した言葉で「いっぱい、数えきれないくらい多く」というニュアンスがあります。
あふれる思いを例えた表現で「本当はそうしたいのですが」と口惜しい気持ちを語る時に使われています。
「やまやまですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
叶うなればそうしたい、このような切実な気持ちを表現しているのが「やまやまですが」にあたります。
本当なら前向きに出席したいものの、他の用事や体調不良のため、欠席せざるを得ない時に使います。
気持ちとしては「行きたい」、けれどもやむを得ず他の理由があって参加できない時に使います。
「お休みします」や「欠席します」とひと言で終わらせるよりも、角を立てない優しい言い回しに。
雰囲気を良くする、大人の会話術として覚えておきましょう。
「やまやまですが」を使った例文
・『参加したいのはやまやまなのですが、あいにく出張が入っております』
・『顔を出したいのはやまやまですが、体調不良のためお休みさせてください』
「やまやまですが」の類語や言い替え
似ている表現に「あいにく」があります。
こちらも出席できないことを伝える魔法の表現で、悔しい気持ちを含んでいます。
「あいにく今週末は別件が入っておりまして」とやんわり断りたい時に使えます。
言い替えの表現に「願ってもないお話なのですが」や「非常に嬉しいお誘いなのですが」があります。
お誘いいただいた件にお礼を示しつつ、うまく断れる言い方です。
覚えておきましょう。
まとめ
「やまやまですが」を解説しました。
気になる表現を正しく学んで、仕事の達人を目指していきましょう。