ここでは「ややこしい」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ややこしい」とは?
「ややこしい」は、それなりに複雑だという意味で使われています。
そこまでという訳ではなく、例えば、何かの操作方法で、この時には右なのに、違う画面になると左になるといった何かがあった場合に、「画面ごとに操作が変わるので少しややこしいです」と用いるという具合です。
このように、そこまで複雑という訳ではないものの、間違える可能性があるといった何かに対して使われており、「ややっこしい」と発音をする場合もあります。
文章では元の「ややこしい」の方が多く見られますが、そちらにしても構いません。
「ややこしい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ややこしい」は、先のような意味で使われていますが、その程度には幅があります。
前述したような、画面によって操作を間違える可能性があるという程度から、もう少し複雑な何かに対して用いる場合もあるので、少し理解が難しいという意味だと覚えておくといいでしょう。
また、相手の話し方があまりうまくなく、何が言いたいのか今ひとつピンとこないといった時にも、「話がややこしいので、結論だけ言ってもらえませんか」などと使うことができ、この場合にも少し複雑だ、理解が難しいという意味で用いています。
「ややこしい」を使った例文
・『覚えるには手順がややこしいので、順番に紙に書いてもらえますか』
・『少しややこしい話になってきたため、結論を先に申し上げます』
「ややこしい」の類語や言い替え
・『分かりにくい』
「ややこしい」は、このように使ってもほとんど同じ意味になります。
この表現もまた、それなりの幅がある解釈をすることができるので、そちらの点でもよく似ており、「操作がややこしい」は「操作が分かりにくい」、「話がややこしい」と使う場合も「話が分かりにくい」と言い替えることができ、同じ意味でこちらもよく用いられています。
まとめ
「ややこしい」は、それほど複雑という訳ではないものの、理解が難しいという意味で使われている表現です。
口語では「ややっこしい」と発音して使うこともあり、意味にある程度の幅がある表現なので、色々なケースに対して用いることができます。