「より一層気持ちを新たに貴社のお役に立てるよう努めてまいります」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「より一層気持ちを新たに貴社のお役に立てるよう努めてまいります」とは? ビジネス用語

この記事では「より一層気持ちを新たに貴社のお役に立てるよう努めてまいります」について解説をします。

「より一層気持ちを新たに貴社のお役に立てるよう努めてまいります」とは?意味

さらに気持ちを新しくしてあなたの会社の役に立てるように努力をします、という意味です。

「より一層」は程度がさらに高まるさまを表します。

「新たに」は改めて行うさまをいう語です。

「貴社」は相手を敬って、その人が属する会社をいいます。

「お役に立て」「役に立つ」「お」をつけて、相手を敬う言い方にしています。

「よう」は話し手の物事を成し遂げようとする気持ちを表す語です。

「まいり」「まいる」のことで、「行く」の謙譲語・丁寧語です。


「より一層気持ちを新たに貴社のお役に立てるよう努めてまいります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、これまでやり取りのあった会社の人に対して伝えます。

「より一層」は、あるものと比較をして、一段と程度が高まるさまを表す言葉です。

前から相手とのやり取りがあり、それと比べてさらにという意味です。

そのため、はじめての人にはこのような言葉は使用しません。

はじめての人に対して「役に立ちたい」という気持ちを伝えるのならば、「より一層気持ちを新たに」の部分はなくします。

「より一層気持ちを新たに」とすると、気持ちを新たにすることの程度を高めるという意味に感じられてしまいます。

しかし、話し手が伝えたいのは、さらに役に立つようにすることや、努力するという程度を高めることのはずです。

「より一層努めてまいります」とした方が意味がわかりやすくなります。


「より一層気持ちを新たに貴社のお役に立てるよう努めてまいります」を使った例文

・『今回はありがとうございました。より一層気持ちを新たに貴社のお役に立てるよう努めてまいります』

「より一層気持ちを新たに貴社のお役に立てるよう努めてまいります」の返答や返信例

これからもかかわりがある相手なので、「よろしく」の意を伝えるとよいでしょう。

相手に好意を示すようにします。

これからさらに頑張っていこうという気持ちを持っているので、その気持ちを肯定するような言葉を返します。

相手の気持ちを肯定することで、やる気が高まると期待できます。

自分よりも下の立場の人であれば、「期待しています」という意を伝えることもあります。

目上の人に対して「期待している」と伝えるのは失礼です。

まとめ

この言葉は、相手の会社の役に立てるように努力をしていこうという話し手の気持ちを表しています。

これからもかかわりのある相手なので、そういった相手を大切にしましょう。

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