確認のひと言を伝える時に、この敬語でいいのか迷ってしまうことも。
「よろしかったでしょうか」を見ていきましょう。
「よろしかったでしょうか」とは?
「よろしかったでしょうか」は「よろしい」と「でしょうか」が組み合わさった用語です。
この場合の「よろしい」とは、相手が理解して認めている状況をいいます。
「でしょうか」は確認の意味合いがあるので「この内容でいいですね」と念押しする際に用いられています。
「よろしかったでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらの表現は度々SNSなどで問題になる、注意したい日本語です。
「間違い敬語のひとつ」と注目されやすいのですが、実は正しい敬語。
過去の契約、オーダーを再確認するシーンであれば、すべて正解になります。
また自分の取った行動が「これでいいのか」相手に再確認する際にも用いられています。
一方で「よろしかったでしょうか」は時として、くどく感じられる敬語です。
他のシンプルな言い方も心得ておき、爽やかに思えるよう工夫していきましょう。
「よろしかったでしょうか」を使った例文
・『お客様のオーダーは、こちらでよろしかったでしょうか』
・『2名様で手配させていただきました。よろしかったでしょうか』
「よろしかったでしょうか」の類語や言い替え
同じような表現に「よろしいですか」もあります。
丁寧語のひとつで、手短に確認したい時に使います。
新幹線で空いている席に座りたい時に「よろしいですか」と隣の方に尋ねる際に用いられています。
またもう少し丁寧な言い方にしたいなら「よろしいでしょうか」もあります。
「お済みになったお皿を片付けても、よろしいでしょうか」とひと言断る際に用います。
また言いかえの表現に「問題ないでしょうか」や「間違いないでしょうか」も挙げられます。
まとめ
「よろしかったでしょうか」を見てきました。
確認する時の言い方ですが、限られたシーンのみで使われています。
正しい使い方を知って、敬語の質を上げていきましょう。