「アテンドする」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「アテンドする」とは?
「アテンドする」とは、ビジネスシーンや敬語での文章などにおいて「お客さまなどをご案内させていただく」さまや「ガイド役として何名かの人を引き連れて行く」様子などを示す文言として用いられています。
「お供」や「付き添い」などを示す英単語の“attendant”(アテンダント)を由来とする「アテンド」という語は、ビジネスにおいては「関係者などを引き連れて移動する」さまを示す言葉として使われており、主に顧客や取引相手などを知らない場所にお連れする場合などに使用されています。
「アテンドする」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「アテンドする」とは、「ご案内役として従事させていただく」さまや「率先して複数名における先陣をきっていく」様子などを示す言葉です。
取引関係者や事業協力者、あるいは自身の上司や取締役などをある特定の場所までご案内する場合や、出張先などで案内人としての務めをまっとうする場合などに用いられており、併せてアテンドする先や場所などについても触れておく必要があります。
「アテンドする」を使った例文
・『弊社のオフィスビルにご来社いただく際には、大変お手数をおかけしますが関係者が1階の受付カウンターからオフィスが入居する階までアテンドする必要がございます』
・『海外旅行先などにおいて添乗員一名がアテンドすることができるご旅行者さまの人数は最大で何名ほどになりますでしょうか』
「アテンドする」の類語や言い替え
・『ある場所までご案内させていただく』
・『知らない場所のガイド役を務める』
・『どこまででも常に一緒についていく』
まとめ
「アテンドする」とは、ビジネスシーンや敬語での会話などにおいて「さまざまな場所へ付き添っていく」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適切に使いこなしましょう。