「バテております」は身体が疲れ果てていることを丁寧に表す表現であり、敬語としてはあまり正しくないので使う際には注意することが必要です。
「バテております」とは?
「バテております」は身体が疲れ果てているという意味の「バテる」と「いる」の謙譲語である「おる」を合わせた言葉です。
さらに最後に使われている「ます」は丁寧な意味を表す時に使う言葉であり、「バテております」は目上の人などに自分が疲れ果てていることを丁寧に伝える時に使います。
しかし「バテる」という表現自体がカジュアルな言葉であることから、この表現は敬語として適していないことが多く言い替える必要があります。
「バテております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「バテております」は「バテる」がカジュアルな言葉のでビジネスの場面やメール、会話ではこの言葉を言い替える必要があります。
「バテる」の類義語には「くたびれる」や「困憊する」、「疲労する」、「疲れ切る」などがあり、「疲れ果てている」などがあり、場面に応じて使い分けることが可能です。
「おります」に使われている「おる」は「居る」の謙譲語として使われるものであり、「バテております」のような状態を表す時には「バテています」のように表現します。
「バテております」を使った例文
・『バテておりますは敬語としてあまり正しくありません』
・『バテておりますという言葉を部下が使ったので間違いを指摘しました』
「バテております」の類語や言い替え
「バテております」は敬語表現としてあまり正しくないので、言い換え語として「疲れ切っています」や「疲労困憊です」などを使います。
まとめ
「バテております」は「バテる」がカジュアルな言葉であり、「居る」という意味の謙譲語である「おり」が適さないことから言い替える必要があります。
「バテております」は丁寧語のみの「疲れ切っています」や「疲れ果てています」の方が適しています。
